2.小次郎の口内炎


小次郎は保護された時から口内炎が酷かったそうで歯茎に塗り薬をつけてもらっていた。
我が家に来て(2003年9月)私達に懐いた頃に口を開けてみたら真っ赤だったので
驚いて病院に連れて行った。
FIV・FeLV共に陰性。
抗生物質を処方され飲み始めたところ酷くお腹を壊してしまった。
下痢が続くので別の病院でセカンドオピニオンを聞く。
好酸球性の口内炎と思われるためステロイドを処方され下痢も治まる。
口内炎も落ち着いてきた。
しかしステロイドを続けるわけにはいかないのでサプリメントを摂って治療することになった。
@経過
2003年9月
   小次郎の口内炎の様子
     歯の付け根が真っ赤で、奥歯の後ろにカリフラワー状のできものの様なものがあった。

2003年10月
   ステロイドを処方してもらい。口内炎が落ち着いたところから好酸球性の口内炎と診断。
   ステロイドが続けられないことから、サプリメントのラクトフェリンを摂ることにする。
   (ラクトフェリン1包250円 1日1/2包 1月7,500円)

2005年 1月
   小次郎の歯肉炎が悪化しているので受診したところ、歯石が沢山付いていたので
   バイキンが入って身体に悪影響が出るとこも考え歯石除去を勧められた。
   麻酔リスクもありやりたくないのだが、本猫が元気なので歯石除去に踏み切る。
   一般的には2歳くらいの猫だったらまだ歯石を取る必要はないらしい。
   歯石除去を行ってからしばらくは歯茎も良い状態になった。
   ラクトフェリンは継続して摂取する。

2006年 5月
   小次郎のワクチン接種の時に口の中も診察してもらったが「赤いところはあるけど
   大丈夫でしょう」と言われた。
   でもまた歯肉炎が酷くなってきている。本当にこのままで良いのか疑問に思う。
   ラクトフェリンは継続。

2007年 3月
   小次郎の病院を変更。他の3ニャンズと同じ病院にする。
   この頃食べるのが遅くなったことから口内炎の診察を受ける。
   歯の根本が茶色くなってグラグラ状態で抜歯を勧められる。
   口内炎はレーザー治療で燻蒸することになった。
   全身麻酔で抜歯と口内炎の燻蒸を行った。
   (手術費用は40,000円)
   サプリメントはDフラクションを勧められる。
   (60ml 17,000円 1日数滴なのでラクトフェリンより安い)


手術後の小次郎の上あご
燻蒸とはレーザーで焼くことですから
軽い火傷と同じです。

左側の歯は前の牙を除き全て抜歯
あまりの多さにビックリした。
ちょっと触っただけで抜ける歯もあったらしい。
手術後しばらくは食べるのが遅かったが1ヶ月経つと楽になったらしく
カリカリと音を立ててドライフードを食べるようになった。
手術前「猫は歯がなくても食べられるんですよ」と言われた先生の言葉にやっと納得できた。
Aその後の経過
2008年 1月(現在)
   小次郎の口の中はとてもキレイな状態をキープしている
   Dフラクションは継続し、以前の病院で処方されたラクトフェリンは摂っていない。
   他の国産初乳を摂取
   ビタミンCも摂取している。

 Dフラクション

初乳

アズミラ
C2000
   Dフラクションは動物病院で購入している。
   初乳とビタミンCはニンナナンナさんで購入している。
猫の口内炎の原因は色々あって小次郎の例はその一つです。
ウイルスや細菌が原因となったり、普通に生活していても歯石がつきますから
それが原因となることもあります。
そして口内炎になったことで見つかる病気もあります。
時々猫ちゃんのお口の中をチェックしてあげてくださいね。
なるべく歯石が付かないように堅めのフードやジャーキーをオヤツにあげるのは
いいかも知れません。歯磨きできると良いんですけどね。(^^;

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