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休日の朝は、おとうさんと、ご近所散歩する。おかあさんもいっしょ。 |
僕は道の端にひいてある白線の上を歩くのが好きなの。 |
塀のところにしてある、犬のオシッコの匂いを、つい嗅いでしまう。やっぱり気になるよね。 |
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辺りに危険が無ければ、ちゃんと歩ける。 |
でも、あんまり外に出ないから、つい身体を低くして歩いてしまうのだ。おとうさんは「どろぼう歩き」って呼んでいる。 |
ちょっと物音がすると、ドキッとして、動けなくなってしまう。 |
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何でもなかったみたいだけど、おうちへ急ぐ。 |
おっ、おとうさんの車だ。タイヤの匂いチェックしてあげるね。 |
おとうさんの車は異常なしだったので、また散歩の続きへ。 |
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ここも異常ないかな?
僕の家じゃないけど点検して・・おっ、何か音がする!!
「ぐぅぅぅーん」(車が通った) |
「にげなきゃーーぁ」と思って道路の方に飛び出しそうになったので、おとうさんに抱っこされた。
ジタバタじたばた・・・・ |
「なんで危ない方へ逃げるんだ!!おかあさんと同じだなぁ。轢かれるぞ。」と、おとうさんに怒られる。
しっぽも太くなっちゃったよ。 |
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「たぬきの尻尾だ」と言われてもこればっかりは仕方ない・・・・・
ちょっと恥ずかしいので「てっしゅう」する。 |
帰ってきたぞ。今日も面白かったね、おとうさん!
「そうなのかぁ?」(おとうさん)
「まだシッポ太いよ」
(おかあさん) |
散歩の後は、窓から外を見てくつろぐのがいいねぇ。 |