2.茶太郎的 散歩
僕の散歩は、おとうさんと、おかあさんの散歩でもある




休日の朝は、おとうさんと、ご近所散歩する。おかあさんもいっしょ。 僕は道の端にひいてある白線の上を歩くのが好きなの。 塀のところにしてある、犬のオシッコの匂いを、つい嗅いでしまう。やっぱり気になるよね。



辺りに危険が無ければ、ちゃんと歩ける。 でも、あんまり外に出ないから、つい身体を低くして歩いてしまうのだ。おとうさんは「どろぼう歩き」って呼んでいる。 ちょっと物音がすると、ドキッとして、動けなくなってしまう。



何でもなかったみたいだけど、おうちへ急ぐ。 おっ、おとうさんの車だ。タイヤの匂いチェックしてあげるね。 おとうさんの車は異常なしだったので、また散歩の続きへ。
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ここも異常ないかな?
僕の家じゃないけど点検して・・おっ、何か音がする!!
「ぐぅぅぅーん」(車が通った)
「にげなきゃーーぁ」と思って道路の方に飛び出しそうになったので、おとうさんに抱っこされた。
ジタバタじたばた・・・・
「なんで危ない方へ逃げるんだ!!おかあさんと同じだなぁ。轢かれるぞ。」と、おとうさんに怒られる。
しっぽも太くなっちゃったよ。
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「たぬきの尻尾だ」と言われてもこればっかりは仕方ない・・・・・
ちょっと恥ずかしいので「てっしゅう」する。
帰ってきたぞ。今日も面白かったね、おとうさん!
「そうなのかぁ?」(おとうさん)
「まだシッポ太いよ」
        (おかあさん)
散歩の後は、窓から外を見てくつろぐのがいいねぇ。

猫の行動って判らない・・・・・


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