茶太郎 舐性皮膚炎になる
僕は、血液の好酸球が高いので、2週間に1回くらい動物病院に通っている。
ついでに、手術したお腹も触診してもらうんだ。
そしたら・・・
2001年6月9日 2週間に1度の通院の日、僕はゲージに入れられて、動物病院へ。いつものことだけど、車に乗るのは、あんまり好きじゃない。 病院に着いたら、久しぶりに院長先生がいて、僕を診てくれた。 院長先生と、おとうさんと、おかあさんの会話 院 「相変わらず、凄いお腹だなぁ。薬のせいもあるんですけどね。」 父 「副作用ですか?」 院 「食欲増進の効果が有るのと、腎臓に負荷がかかるんですよ。」 父 「あんまり長く服用できない薬なんですね。」 院 「弱い薬に切り替えたり、少し薬を飲まない期間をあけたりします。」 母 「お腹にボタンみたいな堅い物が有るように思うんですけど何でしょう?」 院 「これですね。(僕のお腹を触っる)脂肪の固まりかな。調べてみましょう。」 院長先生は、僕のお腹に注射器を刺して、「脂肪かな?」を取った。 検査の結果は、「脂肪の固まりだった」 院 「小さい物だから、今のうちに取った方が良いでしょう。すぐに終わりますから。」 そう言われた、おとうさんと、おかあさんは何か相談してたけど、結局、僕は日帰り入院で手術することになった。いやだよぉぉぉーーーっ。 でも、手術されちゃった。午後に、おとうさんと、おかあさんが迎えにきた。 父 「ごめんな茶太郎、痛いか?」 母 「ごめんね、早く帰ろうね。」 僕は、麻酔から覚めてたけど、機嫌が悪かった。首に大きな輪っかを付けているから動きにくいし!
でも、これがいけなかったみたい・・・今は、ちょっと反省している。 2001年6月13日 僕がお腹を舐めすぎたせいで、傷口がベタベタになった。おかあさんは、僕を病院に連れて行ってくれた。また、カラーをずっと付けることになった・・・いやだよ。 2001年6月23日 この日も病院へ。 院 「あまり良くなりませんね。では酸性水で傷口を洗って下さい。酸性水を霧吹きに入れて 傷口を洗います。こんな感じで。」 院長先生は、僕のお腹に冷たい水をかけた。注射はそんなに恐くないけど、水は嫌いだよ!! ちょっと暴れちゃったよ。 この日から、毎日、お腹に水をかけられる。かけられた後は、おとうさんが、僕を抱えて扇風機にあてて乾かす。僕は自分で舐めて乾かしたいよ。
2001年7月7日 この日も、病院へ。最近、ちょくちょく病院へ連れてこられる。毎回、大きな注射されるし嫌なの。 でも、先生が「好酸球も落ち着いてきたし、しばらく薬をやめましょう。」って言った。 傷も良くなったし、ラッキーだよ。 2001年7月13日 僕は、傷口が気になって仕方がない「かさぶた」を何度もとって、傷を舐めてた。そしたら、傷に血がにじんでいて、おかあさんが驚いて、また病院へ連れて行かれた。 カラーを付けるとグッタリするし、腹巻きを付けても取っちゃうから、おかあさんは凄く困っていたみたい。ごめんね。 2001年7月20日 おかあさんの、おかあさんと、いもうと夫妻と小さい子供が遊びに来た。僕は、子供が苦手なの。「大丈夫だよ。何もしないから。」って、おかあさんはいうけど、大きな声や、甲高い声を出されると、ふるえちゃうんだ・・・何でかしらね。ちょっとストレス感じる。 2001年7月21日 病院へ。結局、傷口は皮膚炎になって、僕は入院することになった。 病名:舐性皮膚炎 1週間の入院らしい・・・ 僕は、毎日、酸性水にお腹を浸けられる、「酸性水浴」の治療を受けることになった。 この日から、毎日のように、おかあさんから病院に電話があって、僕の様子を聞いていたらしい。 ごめんね。心配かけて・・・ 2001年7月28日 傷口は良くなっているけど、完全に治っていない。おとうさんと、おかあさんが病院に来たけど、まだ退院できない。おとうさん達は、がっかりして帰っていった。 でもね、僕は、病院で院内を散歩させてもらったり、遊んでもらったりしてたんだよ。カラーははずしてくれないけど。 2001年8月4日 やっと退院だぁ。でも、念のためにカラーは付けたままなんだって。 でも、お家に帰れるのは嬉しい。 おとうさんが、「自分でグルーミングできないからかな。毛づやがないよなぁ。」と言ってた。じゃあ、カラーはずしてって、甘えたけど、今度は全然はずしてくれなかった。 お薬も、また、しばらく飲むことになった。 2001年8月11日 通院。血液中の好酸球は正常になって、傷も治った。 でも、しばらくは好酸球の治療は続けるらしい。 嬉しかったのは、カラーがはずれたことだ。思いっきりグルーミングするぞ!! 数日して僕の毛はツヤツヤになったのは、言うまでもない。
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